山部の中心部、JR山部駅のほど近くに店を構える
「ちいさなログカフェふらわ」。
2009年にオープンし、今年10年目を迎えた。

ちいさなログハウスの前には動物同伴OKのテラス席 (4月~10月)がある

愛知県で生まれ育った店主の鏡味万平さんは、10数年前、山部に移り住んだ。
ここ山部は、母あつ子さんの故郷である。

移住当初は勤めに出ていたが、家族でお店を持ちたいというあつ子さんの思いを形にするべく、カフェを開店した。

木のぬくもりを感じる店内


開店当初は接客を担当していた万平さんだが、今では調理もこなし、商品開発も
手掛けるようになった。

忙しい時間帯には二人並んで厨房に立つことも


ここの一番人気メニューは”野菜盛り富良野オムカレー”。
ご覧の通り、さっと揚げた新鮮な野菜が彩りよくたくさん盛りつけられ、その野
菜の味に感動するお客様が多いそう。

ふらわの人気№1メニュー 「野菜盛り富良野オムカレー」 1100円(税込み)


「使う野菜は地元富良野の新鮮なもの。口にしたお客様は皆さん喜んでくださいます。」とあつ子さんは嬉しそうに語る。

店内の壁にはたくさんの感動の声が


そして、今年加わった新メニュー”ジョロキア式富良野オムカレー”も人気上昇中。
ジョロキアと言えば、ハバネロを超える辛さを持つ激辛トウガラシ!
一時は世界一辛いトウガラシと言われたこともある。
万平さんはそのジョロキアを農家さんの協力を得て山部で栽培し、富良野オムカレーと合わせた。

一見激辛には見えない?!「ジョロキア式富良野オムカレー」1100円(税込み)

注目の新メニューをと研究を重ねた結果、その味は意外にもフルーティーな美味しさを感じるルーに仕上がっている。
ただし、トッピングされたジョロキアの果実には要注意。
「辛さが好きでも、果実だけは食べない方が良いです。とんでもなく辛いですよ。食器を洗うスポンジも変えています。」と鏡味親子は口を揃えて教えてくれた。
激辛好きな方にはぜひとも試してみてほしい。

ジョロキア式カレーを注文する勇気はないけれど、その辛さを試してみたい方は、完熟ジョロキアを乾燥して作ったパウダーにチャレンジしよう。
“富良野産ジョロキアパウダー”は瓶詰で販売していて、お土産として購入することもできる。

もちろん”雪国放牧豚のリブカレー”や”テールカレー”(数量限定)の他、パスタや牛丼、お子様メニューやサンデー等メニューも豊富。
ぜひ家族で訪れてみてほしい。

自家栽培のラズベリーで作った「ふらのラズベリージャム」 600円(税込み)




鏡味万平さんの”私の山部自慢”は、
『芦別岳が綺麗で、農産物がとても美味しいところ』。

二人のお子さんのパパでもある

10年前は独身だったが、その後台湾出身の奥様と結婚し二人のお子さんも誕生した。
これからも地元の方だけではなく、日本全国、海外からのお客様にも感動していただける美味しい富良野野菜とカレーを提供し続けて欲しい。