金・土・日曜日のみ営業しているカフェレストラン「南陽の丘 しら樺」。
創業5年目を迎えた「南陽の丘 しら樺」は、電気工事の仕事を本業とする
最上 芳正 さんが”休日を使って自らの料理を提供したい”との想いからオープンしたカフェレストランである。
ここのイチオシは、化学調味料を一切使わず地元の食材を活かして仕込んだスープのラーメン。
芳正さんがこだわって仕入れる麺と共に、優しい味わいに仕上がっている。
もう一つのオススメは、抹茶と和菓子を楽しめること。
和菓子は富良野の老舗菓子店「ろっこう」さんのものだ。
ある時、東京から来られたお客様が、
「ラーメンを食べた後に抹茶を頂くスタイルが新しい!」
と、とても喜んでくださったそう。
そして店内にはラーメンのメニューをはじめ、アクリル絵の具で描かれた作品が沢山飾られている。
これらの絵は、道外から移住してきたお客様の作品だそう。
「今は農業をやっている子が描いている絵なの。”働く姿”をテーマに作品を描いていて、いつかは絵でご飯が食べられるようになりたいという夢を持っているから、何かできることがあれば応援してあげたいんだよね。」
と、店主の麗子さんは語る。
さらに愛犬家にとって嬉しいドッグランもここにはある。
無料で利用でき、愛犬が喜んで遊ぶ姿を見守りながらゆっくりとした時間を過ごしてほしいそう。
麗子さんの”私の山部自慢”は、
『美味しい野菜が採れて、芦別岳をみながらゆったりと過ごせるところ』。
「地元の方にもゆっくりとした時間を楽しみに来て欲しい。色々な人がいらっしゃるから、そこで生まれる新しい出会いを楽しんで欲しいな。その出会いを見られることが嬉しい。」と麗子さん。
「良い場所、良い土地は良い人しか来ないんだよねぇ。良い人を集めるのかな?」と笑顔で話してくれた。