『いつかこのドラマがただのありふれたラブストーリーになりますように。』
急に『何!?』ってなりますよね、ごめんなさい。コーキです。笑
皆さま連続ドラマはよくご覧になられますか??
僕は今、このドラマにハマって毎週欠かさず観ています↓
松坂桃李さんが主演を務める連続テレビドラマ『パーフェクトワールド』(フジテレビ系、毎週火曜21:00)
このドラマは大学時代の事故で下半身不随になってしまい、好きだったバスケットボールも恋愛ももうしないと諦めていた建築士の鮎川樹(松阪桃李さん)が高校時代の同級生・川奈つぐみ(山本美月さん)に偶然ある日再会します。
閉ざされていた鮎川の心が少しづつ開かれていくのですが、2人の前には様々な困難が立ちはだかり、お互いを『幸せにしたい』と思えば思うほど2人はすれ違っていくのです。車椅子になってしまったことが原因で恋愛を諦めた建築士と車いすに乗ったヒロインに恋心が再燃したヒロイン。まじでキュンキュン止まらないです。菅田将暉さんが歌う主題歌『まちがいさがし』も堪らなくいい歌なんです。
これ以上はやめます、キモいですね。笑
実は僕はこの手のドラマや映画が嫌いなんです。
障がい者の方を題材にした作品にはビジネスが付きまとうから。
エゴやお金儲けをそこに見いだす人間がいるから。
本来であればそこに『お金』が生まれる必要は無いわけですよ。
観ていて腹が立つテレビ番組などが増えてきました。
そして何より嫌悪感が強いのが、
『健常者>障がい者』というヒエラルキーを作り出し、健常者が優位に立っているかのような表現だったり発信をする事
なんです。
別に僕たち健常者は偉くもなければ強くもない。
『パラリンピック』もそうです。パラリンピックは身体にハンディを負ってしまったアスリートが人生を懸けてきた競技で国を背負って熱い戦いを行うスポーツの祭典です。
何故にそれを健常者がマウントを取り、お金儲けだけを目的にした有料イベントを開催したりするのか僕には理解できません。
日本は2020年に向けて、沢山の人間がちょっとおかしな動きをしてるんじゃないかなと1人でに感じています。
『バリアフリー』もそう。
本来バリアフリーとは、『障がい者や高齢者等が、社会で生活する上で支障となる物理的な障害や、精神的な障壁を取り除くための施策、又は具体的に障害を取り除いた事物および状態』の事を指します。
ところがどうでしょう?
それは本当に障がい者の方が過ごしやすいようなデザインや設計なんでしょうか?と思う事や物が日常に現れていませんか??
このドラマでは車いすの建築士がとある施設の建設デザインで健常者のデザイナーとバリアフリーに関して揉めるシーンなどが描かれたシーンがあります。
『健常者の方と障がい者の方が互いにクリーンに共存できる社会づくり』。大事ですね。
その他にもそのようなことが描かれたシーンが多々出てくるところに監督さんやディレクターさんのメッセージ性を感じます。
僕自身もデザインに関わる人間の1人として、この部分を大事にして行きたいなと改めて感じさせられました。
とても尖った表現・激しい言葉遣いをしてしまいましたが、ご理解いただきたいのはそこに関わっている方々が全員そうだとは言っていません。誤解を恐れずに自分の率直な気持ちを綴らせて頂きました。
こんな世間知らずの若者ですがご意見・コメント等頂ければ勉強にもなりますし、幸いです。
心の底から『いつかこのドラマがただのありふれたラブストーリーになりますように。』と願っています。