親父の背中 内田誠治 -台風10号の被害と向き合った親父- 番外編
8月31日空知川の決壊によりマチが 大きな被害を受けた。
避難指示に従い、家族で小学校に避難した 内田さん。川が氾濫しマチの道路は冠水。 水が引いた後には、大量の土砂が残った。 内田さんの自宅も被災し、床上70cmまで 水があがっていた。
ボランティアセンター開設
東日本大震災のボランティアを経験した内田さんはボランティアの重要性を認知していた。混乱状態にある中、運営の不安もあったが、まずは手を上げてボランティアセンターを立ち上げた。
たくさんの方が後押しを!
南富良野町が一つになった。「一人では何も出来なかった」と語る内田さん。社会福祉協議会や役場と連携し、被害状況と被災者のニーズの洗い出しを始め、ボランティアと作業のマッチングが始まった。
全国各地よりボランティアが集結
開設当初は施設や住宅に入り込んだ泥のかき出し作業が主な作業となった。ボランティアセンター開設の情報を聞き、全国各地からボランティアの方々が南富良野町に集結。
累計5,000人を超えるボランティア
10月中旬、ボランティア参加人数が累計5,000人を超えた。複数の企業も炊き出しボランティアやそれぞれが出来ることを探し精力的に活動を展開。
復興に向け、走り続ける親父
被災直後から、大好きなマチの復興の為に走り続ける親父も、家族と一緒にこの笑顔。これからも様々な課題が出てくるとは思うが、この活動を継続していく。
内田誠治