昭和48年から続く星央自興株式会社。
同社の後継者を探していた平成26年、髙橋潤平さんの父で株式会社ふらの衛生社を経営する穣二さんが引き継いだ。

その時潤平さんは、いずれ父の跡を継ぐ決意をした。
山部で生まれ育ち、高校生のころ周りの影響もあって車に興味を持ち始め、札幌の自動車整備の専門学校へ進学。その後、旭川の乗用系ディーラーに就職。富良野支店でも働いた。
ちょうどその頃、穣二さんが星央自興を引き継ぐことになり、潤平さんは生まれ育ったここ山部で自動車整備士の資格を活かすことにした。
ずっと興味があった大型車の整備ができると喜んだ。

星央自興株式会社は車検、一般整備、修理、板金塗装、新車中古車の販売等々エンジンのついているものの修理他を一手に引き受ける、山部で唯一の北海道運輸局指定工場でもある。
車検はもちろん、タイヤ交換、除雪機や発電機の修理、時にはトラクターやフォークリフトを修理することも。

だが、他の業界と変わらず、自動車業界も人手不足だと語る潤平さん。
ここでは、自身を含めた二人の整備士で工場を回す。
沢山の依頼を受ける中追われる状況になることもあるが 、既存のお客さまを大切にし、時間の余裕をいただいて丁寧な仕事をするよう心掛けているとのこと。

高度な技術を必要とする板金塗装ができる職人がいてくれるのも星央自興の強みで、“自動車のなんでもやさん”といった存在だ。

プライベートでは、男四兄弟の二番目。
およそ三年前、富良野出身の女性と結婚した。
そして「この春、娘が生まれました!もう、すごく可愛いです!!」と喜ぶ顔はすっかりパパの顔。
4人の男の子を育ててきたご両親も、女の子の初孫が可愛くてしかたがない様子だそうだ。

髙橋潤平さんの”私の山部自慢”は、
『季節の移り変わりを感じることができる芦別岳と協力しあう町の人たち』。

「ここで生まれ育ち、住み慣れていて目が行き届く大きさの町。小さい町だからこそ、皆が協力し合っていて良いなぁと思いますね。悪いことをするとすぐバレちゃいますね。」と笑って語ってくれた。